「なに、考え込んでるんだよ!」


そういってカズは綺羅の髪の毛をクシャっとした


「えっ?あ、部屋もしかしたら汚い・・・かも・・・・・レポート提出があって、散乱してて・・・・」


「なんだそんなこと?大丈夫!オレB型だからあまり気にしないよ」


「カズってBなの?私と一緒なんだ~」


「マジで?綺羅Bなんだ?てっきりAかと思ったよ。几帳面なイメージだからさ」


「よく言われるBだって言ってもまったく信用してくれない人もいるし・・・・・」


「あははは、そうなんだ!」


そうこうしているうちに綺羅の住む高層マンションの前まで来てしまった。