「ねえ、綺羅~こっちきて一緒に飲もうよ!ほら寛人も一緒に飲みたいでしょ?」 連絡先を交換したくらいで寛人の彼女は積極的に話しかけてきた。 二人の前に座るのは絶対に勘弁・・・・・・ そんな時、南が助け舟を出してきた。 「綺羅、カズがもう少し綺羅と話がしたいって言ってるから話してあげたら?」 突然話を振られたカズも一瞬えっ?って顔をしたが、状況を察ししたようで綺羅と一緒に飲みたいから寛人の彼女さんゴメンネ!と言って謝った。 ほっとしてカズの目の前にすわった。