「今の奴だれ?この前言ってたお前の好きな奴?」


「・・・・ちがっ」


「前にいってたじゃん好きな奴がいるって。そいつじゃねーの?」


「ううん・・・今の人高校のときの先生・・・この間も朝公園であってなんか様子がおかしかったんだけど、先生どこか悪いのかな?」


「高校教師?」


「そう、私が高3のとき新任で入ってきたんだけどね」


「ふ~ん」


寛人はそれ以上は何も聞いてこなかった


「じゃ帰るか」


そういって寛人は何事もなかったように家路に向かった


それを追いかけるように綺羅は付いていった