毎日、昼食時の食堂は戦場だった。人で溢れている中で南が席を取って待ってくれていた。 「南、席取っててくれたんだね」 「綺羅、早かったね。寛人のところに行ったから来るの遅いと思ってたよ。」 南は、私がまだ寛人に気があるのを知っていた。 そして、綺羅なら奪えるよとまで言ってくれた。 でも、奪うのは嫌、寛人が私を好きになって私も好きじゃなきゃ嫌なのって言ったらそんなことしてたらいつまで経っても友達以上にはなれないってため息付いてた。