食事が終わり


僕らはあなたの家へ向かった。



あなたは僕に



『話したい事があるの』と言った。




僕は何故か嫌な予感がした。



家に着いてから



部屋に入った。



いつものあなたの部屋。



なのに



何故か入ってはいけない気がした。



『ねぇ。私達出会ってもう2年経つね。


あなたと居て



毎日がすごく楽しかった。


でもあなたは優しいから


すぐ甘えちゃう自分がいて


すごく嫌だった。


これからも


私はあなたといると


甘えちゃってダメな私になる。



1人で歩いて行きたいの。


実は他に好きな人が居て


その人と一緒にいると


大人な私になれるの。


都合がいい女だって思われてもいい。



あなたに嫌われても構わない。



本当にごめんなさい。



これ以上


一緒にいれない。




別れて欲しいの。』




僕は



あなたの話を落ち着いて聞いていた。



あなたの気持ちは



これから先



僕に向いてくれないんだね。