ミラクル☆レイナ

結局、その後、レイナちゃんは私の隣の席になる事になった

レイナちゃんは何食わぬ顔で「よろしくねー三和」なんて言いながら席に着いた


いやいやいやいや

「一体、どういう事なの!?レイナちゃん!第一、学費は!?制服は!?どうやって手に入れたの!?」

私は周りに聞こえないように、小声で問い詰めた

「まあまあ、細かい事は気にしなーい!」

でも、当のレイナちゃんは相変わらず、こんな感じであっけらかんとしている


……こんな人間の常識が分からないレイナちゃんとまさか学校でまで一緒だなんて……

先が思いやられるよ……


そして、私の心配は、早速1時間目の授業の時に的中する事となる