……でも、呼び込みする人は本当にいなくて、困っているのに
調理班は他にも人がいるのに、そんなワガママを言ったら悪いかもしれない……
どうしたら良いか分からなくて、黙り込んでいると、何も言わない私に疑問を感じたのか、カズくんにウェイターをやるよう提案した男子が首を傾げて私の名前を呼んできた
「……桜井さん?」
「…あ、私は……」
私はまた、こういう曖昧な答えを返してしまった
『私はカズくんに任せる』
そんな事言って、本当は行かないで欲しいって思ってる
カズくんが「じゃあ、行かない。調理班にいる」って言ってくれるのを願ってる
本当に最低な人間だ―――
調理班は他にも人がいるのに、そんなワガママを言ったら悪いかもしれない……
どうしたら良いか分からなくて、黙り込んでいると、何も言わない私に疑問を感じたのか、カズくんにウェイターをやるよう提案した男子が首を傾げて私の名前を呼んできた
「……桜井さん?」
「…あ、私は……」
私はまた、こういう曖昧な答えを返してしまった
『私はカズくんに任せる』
そんな事言って、本当は行かないで欲しいって思ってる
カズくんが「じゃあ、行かない。調理班にいる」って言ってくれるのを願ってる
本当に最低な人間だ―――

