ミラクル☆レイナ

「……ありがとう……でも、凄くなんかないよ。……今はお母さん家に居ないから仕方なくやってるだけで……」

「そういえば……。おじさん、まだこっちに戻ってこれなさそうなのか?」

「…うん、多分、短くても私が卒業するまで位は戻って来れないと思う」

「…そっか……。おじさんとおばさん元気そう?」

こういう話を出来るのが幼なじみの特権だと思う

私は、この間、電話でお母さんと話した事を思い出して言った

「うん!この間、電話で話したんだけど元気そうだった!カズくんの話もしたら、お母さん、久し振りに会いたがってたよ!」

「あぁー……。確かにおじさんやおばさんには、もう何年も会ってないからなー……」

「そんな事言ったら、私だってカズくんのお父さんやお母さんになんて、しばらく会ってないよ!あんなに近くに住んでるのに!」

私がカズくんのお父さんとお母さんに会ったのは、小2の頃、最後にカズくんの家に行った時だ

その時以来、姿を見掛ける事はあっても、挨拶以上の会話をしたりする事はない

「そういやそうだなー……。なら今度うち来いよ。レイナも連れて。父さんも母さんも喜ぶと思うし」

それを聞いて、私はさっき以上に赤面してしまった

いやいや、落ち着け

来いって言ったって実家だよ……

しかもレイナちゃんも連れて……

私は必死で自分にそう言い聞かせた