守ってあげたい 〜伝染〜

タクヤ:
冗談だよ。でも電話は止めようぜ。非通知でもその気になったら調べられるかもしれないぞ


マリコ:
うそ!紳士のタクヤ君はそんな事しないでしょ?


タクヤ:
そうやって会った事もない男を信用しようとする。真左人の件で懲りたんじゃなかったのか?


マリコ:
そんなに怒らなくても……


タクヤ:
別に怒っては無いさ。真左人の事は俺が行かなかったのも原因だから悪いと思ってる。ただ俺みたいな男を信用するなって言う事だよ。電話番号調べられたら、そこから住所割り出すことだって出来るんだからさ