午前7時

俺は食堂に降りて行った

食堂は朝食のご飯のにおいが充満していた

キッチンでは持田が大皿を運ぼうとしているところだった

テーブルに持っていく途中なのだろう

俺は持田の全身を眺めた
歩き方が少し気になった

「あれ? 久我さんは?」

「え? まだ来てない?」

俺の視線は声をかけられた実花に動いた

俺は食堂にいる人間を全員見渡した

椅子に座っているのは真琴、沙羅に徹しかいなかった

俺は腕時計で時間を確認した

朝食は7時だ
俺は部屋を出たのが、7時ちょうどだったから最後だとすっかり思っていた

が、まだ3人来ていない

瑞希と谷、そして三沢が来ていなかった