涙が止まらない。 不安の波が私を押し流そうとする。 病院の駐車場に到着したときだった。 ミキオの携帯が鳴った。 嫌な予感。 手が震えた。 病院の入り口の自動ドアの前で、 ミキオは倒れるようにうずくまった。 ◆◆◆◆◆