ピーンポーン…── 健哉が心配で大急ぎで走って来た。 健哉の家に行くからって、オシャレしてワンピースを着て来たけど… 失敗したかなぁ〜…(汗) ガチャッ…── ドアが開いた。 「千春っ…?」 迎えてくれたのは健哉だった。 「健哉、大丈夫?お母さんは?」 「いない…。仕事行って…」 健哉、1人でいたのっ!? 熱あるのに迎えてくれて…。 あたしは熱で歩くのがフラついてる健哉を気遣いながら、家に入った。