あたしの高校生活最初の今朝は、 皮肉にも雨だった。 きっと新しいセーラー服もローファーも、びしょびしょになって帰ってくるだろう。 香歩はベッドの上で、小さなため息をつく。 …学校に行くべきか。 香歩は髪をかきあげる。 期待なんかこれっぽっちもなかったんだ。