「…そろそろ、戻ろうか。」

「…うん。」

ほんとなら、ずっと一緒にいたいけどそんなの無理。
離れるのは辛いけど、また会えるから大丈夫。

「いつでも連絡して?気遣わないでいいからね。」

「わかった。あたし、変なときに連絡したらごめんね?」

「気にしないで。」

悠斗はそう微笑んで、あたしの頭にキスをした。
そしてあたしの手を取り、ぶらんこから立たせた。悠斗はいつも紳士的だ。
そんな一面も、好き。
胸が締め付けられるくらい、あなたが愛しい。