姫に王子のくちづけを…





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『彼方ぁ~、どうしたの?』




「…何でもねえよ」




ある一点を見つめて固まった俺を見て

腕を必要以上に絡めてくる女が訊ねてきた





『変なのぉ~…それよりさ、今日これから遊ぶでしょ?』




その後2人で抜けよ



と耳元でこそっと囁かれる





「ああ…別に」



『やった~!彼方高校入ってから付き合い悪いんだも~ん』






今日これからに本気の彼女と

これからを暇つぶしだと思っている彼は




腕を絡ませながら

教室を出て行った…