私はあの日から、 男の子に冷やかされていた。 「お前、森君好き??」 とか 「森君と喋ってこいよ~」 とか 「半澤さんもてるね~ヒュー」 という、馬鹿馬鹿しい冷やかしを 受けまくっていた。 私はいつも男の子に冷たく言い放っていた。 「やだし」 「好きじゃない」 「うるさい」 など・・。 もし私が森君の事が好きで、 両思いだったら。 冷やかしも嬉しく感じるかもしれない。 けど私は・・ 森君の事、好きじゃないんだ。 冷やかしが、迷惑なんだ。