『輝くゲレンデ』




誰にも見つからないように


声をひそめ

少し離れて

歩く



時間が止まればいいと


本気で思う



この時間が

幸せすぎて




誰にも見つからないように

そっとキスをした僕と君



キスをしながら

見えた景色は


僕の永遠の宝物



白い雪

輝く世界


光を浴びた雪が虹色に染まる



静かな雪の中



君の吐息が

胸に残る



そっと触れた唇のぬくもり




袖を掴んだ君の指先




誰にも見つからないように



そっと


そっと守っていく



僕と君の愛は

永遠だよと



この景色が信じさせてくれる




そっと

そっと

守っていこう