紗智に相談したあの日から、 特に変わったことは 何も起こらなかった。 今まで通り、 冬吾先生と会えば、 言葉を交わして 時には、二人で ご飯を食べたり... 先生と一緒に居ることを 純粋に楽しんだ。 そして、先生のことが 好きなんだっていう想いが 深くなっていった。