「階段の下まで送ります」


「ああ…」


大したことないけど、またケガされちゃたまんないからね


「肩貸しましょうか?」


「あのさ…そんな重症じゃないし、酷かったら家まで歩けないよ?」


「あ…そうですね」


「1人で大丈夫だから」


「何かあったら連絡してくださいね」


「おう!」


私達は電話番号だけ交換した