「慣れてるね」


「え?ああ〜一応高校の時に、習ったので」


「へ〜意外…」


「看護科だったんですけど、やめました。友達は看護師でバリバリやってますけど」


私は椎名さんのケガの部分を圧迫しながら言った


「そうなんだ〜友達看護師?」


「そうですよ?」


「病院どこ?」


「彼女持ちには教えません!口説きに行くつもりですか?」


「そうじゃなくて…もしかしたら彼女、知り合いかな?って」


「そんなの知りません!友達、彼氏いるみたいだから、ダメですよ」


ギューッ


私はわざと強く押した