俺はニコッと微笑んで顔が赤くなる前にと思い、逃げていった。 席について頬を触ると熱かった。 はぁー やっぱりあの顔はダメだろ… ノックアウトだよ… でも笑顔本当にかわいいよな。 と浮かれていたら、 「葵、ちょっといいか?」 いつもじゃれているような優矢が真剣な顔をして言ったから嫌な予感を感じ、 「おぅ」 OKをした。 授業始まる5分前だがバックを持ち、俺たちは秘密の教室に向かった。