「もうバカ…」


あたしの顔は真っ赤。



だって感触がまだ残っているから。



「ばぁか」



葵はまた軽くキスしてきた。



なんか照れくさくて微笑み合ったんだ…



『3年2組、平井愛心さん!!すぐに本部へ来てください!!司会が当たっています』



ってヤバいじゃん!!!!



「バイバイ!!!!」



「待て」



葵に腕を掴まれた。



そしてニヤニヤしながら言ったんだ…



「俺にキスしたらな」



え-------!!!!!



さっきしたじゃん!!!!



まぁ早く行きたいし!!


あたしは背伸びをしてキスした後急いで本部へ向かった。