2・3分くらいたった頃

ギィィ・・・っていう屋上の扉の開く音がした。




「降りるぞ。」



鷲は先に降りていってしまった。



降りると入り口あたりに、金髪やメッシュ、それに制服にジャラジャラとアクセをつけた男たちが4人いた。





「あー!!雨深ちゃん!」





一人、でかい声をあげた男がいた。

なんか見たことあるような・・・。




「今、こいつ誰だっけ?みたいなこと思ったでしょ!!ひどいな・・・。俺は柴田大輔(しばただいすけ)。前の席じゃん。」




あぁ。あのウザいやつだ。