『仕方ねぇな!
俺がいっちょ、
琉斗の助け舟になってやるよ』



『助け舟・・・?』



俺が考えてるヒマなんて
この一言だけ



『結衣ちゃ~ん、
席なんだけど、琉斗の隣座ってくんねぇ?
琉斗が隣、俺だとイライラするんだって』



お前っ!!

いきなり何を言い出すかと思ったら
そんな発言・・・



『安藤くん、隣座ってイイ?』



えっ・・・



まさか、受け入れるとは
思ってもみなかったよ



さすが、湊様っ!!