「・・・え!?誰が?」

「わたし」

「誰と!?」

「あのね、もうすぐ来る、」

「お疲れ!」


茉莉花はその人物を見て更に驚くことになった。

真紀の彼は、同期の西野だったのだ。


「え!?西野君と結婚するの?いつから付き合ってたの?」


ふたりは少し恥ずかしそうに顔を合わせた。


「実は、つい最近で・・・この前の飲み会の後からなの。」

「そう!驚いた?あ、俺ビールで。発泡・・・やっぱ生で。」