7年目の浮気

それだけに茉莉花は喜んでくれる筈。


そう思うと楽しい気持ちになった。


何故かこの時の芳雄は茉莉花が留守の場合を想定していなかった。


落ち着かない気持ちでインターホンを鳴らす。


茉莉花は不在だった。