しかもお洒落な店を外しても、ラーメンやカレーは嫌だった。
今日はじめて着たワンピースを汚したくなかったからだ。
仕方がないので、新しく加藤の欠点を探すことにした。
注文を終えてから茉莉花は加藤に尋ねた。
「…加藤くんて、嫌いな食べ物はないの?」
「うーん、あんまりないけど…、
強いて言うなら、栗。」
「栗?」
「あのね、小学生の時に給食に栗ご飯が出たんだけどそれが不味くて…トラウマ。
いい加減、忘れろよって感じなんだけどね。
篠原さんは?」
今日はじめて着たワンピースを汚したくなかったからだ。
仕方がないので、新しく加藤の欠点を探すことにした。
注文を終えてから茉莉花は加藤に尋ねた。
「…加藤くんて、嫌いな食べ物はないの?」
「うーん、あんまりないけど…、
強いて言うなら、栗。」
「栗?」
「あのね、小学生の時に給食に栗ご飯が出たんだけどそれが不味くて…トラウマ。
いい加減、忘れろよって感じなんだけどね。
篠原さんは?」


