7年目の浮気

朝もカフェオレくらいしか飲んでいなかった茉莉花のおなかがなった。


「…っ!ごめん!」

加藤は謝ると、声を出して笑った。

茉莉花は恥ずかしい思いで加藤を見た。


「俺、篠原さんのそういうとこ、たまらないかも。

じゃ、とりあえずなんか食おうか。」


車が加速した。