それだけ言って あたしは歩くスピードを 少し速めた 「ちょ・・待てって」 「・・・・・・・」 呼び止める圭介 そんな声なんて無視して ただあたしは歩いてる 「俺!絶対に諦めないから!!」 いきなり聞こえる大きな声 その声に驚いて 思わず振り返ってしまった なに言ってんだ?アイツ 人気のない通りだけど さすがに恥ずかしいっしょ