「ありがとうございます。」 右奥まで歩いて行ってドアをそっと開けて覗くと、いた。 座って林檎さんとしゃべっていた。 どうしよう… 一旦、ドアを閉めてその下にうずくまる。 何て言って謝ろう… まず、 とりあえず、 台本を用意しなきゃ。 そうだ!!原稿をッッ げげげ、原稿用紙をっ!! そう思った瞬間、お尻に鈍痛が響いた。 「ったぁーい。」