やばい、妄想し過ぎた。 慌てて口元を拭ったけど、濡れていなかった。 涎なんか垂らしてないじゃん! 美羽につっこもうと思ったら美羽はの心はもう違うお店に囚われていた。 あ、このお店可愛いーって言って美羽は先に目の前の可愛いお店に入っていってしまった。 妄想してたせいで、おいてかれた。 なんて恥ずかしい理由だろうか… そう思って美羽を追いかけようとしたら後ろから呼び止められた。 「桜…ちゃん?」