〈プルルル プルルルガチャッ〉



  「はい。」

  「あ、心優だけど今日、夕飯食べてから   帰るから。」

  「オケー。」

  「ごめんねぇ。」

  「大丈夫だよ。海斗の店で食うから。」

  「うん、わかったー。」

  「じゃぁな。」

  「うんバイバイ。」



「ご飯出来たわよー。」

「心優ちゃん行こう。」

「はい。」



リビングに行くと章と章のお父さんがいた。



「あっおじゃましてます。」

「あっどうもさやかの友達か?」

「違うよ、まあさっき友達になったけど。」

「俺の友達だよ。」

「そうなのか今まで男すら連れてこなかった、章がか!?」

「そうなんだよ。しかも章笑ったんだよ。」

「はあはははそうかあの章が。」