こんなタイミングでバイト出戻り一日目。
雨原くんのおまけ付き。


(…レジ換わってるし、教えてもらったりしなきゃなんだけど…)


雨原くんから逃げまくり。
恥ずかしくて嬉しくて声なんて掛けれない!のが本音。

あの警備員さんが来て帰宅した夜の次の日、というか正しくは今朝。
なんと雨原くんとキスまでしてしまった…。
キスというか、いつもの部屋で机にベタッと伏せて話してたから、会話中に唇が当たってる…というのが正しいが。

(…当たってません?って聞くとさらに近づいて来るし…。)

好きだからいんだけど…。





(…切替できない……。)


おかげで失敗もたくさん。
散々な初日。
慌ただしい間に時間が終わり…。






帰り道…。





逃げるが勝ちと言わんばかり…

「私帰る!いいよね?帰ります!」

雨原くんに宣言して立ち去った…。
雨原くんはマジで帰るのかと言わんばかりに黙ったまま見送ってるようだった。