次の日も、その次の日も、そのまた次の日も。 私は特に嫌がらせを受けることなく過ごした。 始業式でのお姫様抱っこのせいかやはり視線は気になったけれど、はっきりと目に見える形で悪意を示されていないことが救いだった。