アルタイル*キミと見上げた空【完】



・・・だけど、だけど・・・



「凱!」


ドアの外から聞こえるその声に。


驚いて唇を離してしまったのは私・・・・・・。



ううん。偶然だよね?



修ちゃんは私の前髪を書き上げて


「好きだよ」


ってつぶやいてから、額にもう一度キスをしてまた日常に戻っていく。



ドキドキしている私の胸を残したまま。


そのドキドキが安心?喜び?それとも・・・驚き?


・・・・・戸惑い?