狂者の正しい愛し方



唇と唇を合わせて、


他人の血で真っ赤に濡れた状態の手を重ね合わせて、私と佐薙さんは暑い太陽の下、いつまでも草原に寝そべっていた。



二人の空間に、生きている人間は不要。

それを理由に築き上げた、公園中の死体の山を背景に、




狂者は、愛を誓うのだった。