鉄臭い。 いや、鉄というより、錆。 そして錆と称するよりは、 血に、近い。 「血なの?これ?」 よくよく見れば、“赤黒い”と形容できるその汚れ。 そこまで条件が揃えば、どんな馬鹿でも気付く。 それは血だった。