ママはいつも私を正しい方向へ導いてくれるけど…今回の問題は私にとって難しい。


ママの言葉を気にかけつつ静かな眠りについた。






翌日、思った通り目が腫れ上がっている。


ルカ「あ~…これはヤバい。」


あと僅かな時間を利用し目にアイスノンを当てたが、時間に負けて腫れが引かぬたまま家を出た。


外は汗が滲み出るほど晴れ渡り雲一つない。

ルカ「こんなに暑いと日射病になりそ…う!?」


顔の上に急にミニタオルが降ってきた。



こんなことするのは…!

ルカ「タカ!あんたねぇ!…え?」


私の頭に過った人、タカではなかった。


安心したような、タカであってほしかったような。

そこに立ってたのはタカではなく、同級生のトモ。


『』