らぶ☆でり~恋を運んでおにーさん~



美奈子に鏡の前に座らされメイクを施される。

「ほらこのみ。ちゃんと順番覚えなよ」

「う、うん」


…化粧するって大変なんだと思いマシタ。


「このみ可愛い!!もうこれで完璧じゃない♪」

「うん。今までなんで隠してたかなぁ。まぁどんなに可愛くてもオレはみぃ一筋だけど」

「透ったら」

チュッ

「…よそでやれ」

「ねぇそれより、のど乾いた~なんか飲み物ないの?」

人のベッドに堂々と転がる美奈子。

「あっごめん、うち今なんもないかも」

「コンビニたしか5分くらいんとこあったよね。今3時30分だし、じゃんけんしよ!!」

じゃんけんで負け知らずの透がニヤニヤしながら腕まくりをする。

「しかたないなぁ…」

「「「じゃーんけーん」」」