らぶ☆でり~恋を運んでおにーさん~



迎えにきた透のレガシィに乗り込み家に向かう。

いつも思うのだが何故学生がレガシィなんか買えたんだろ…


そんなこんなで家につく。時刻は午後1時20分。

荷物が届くのは4時~6時の間だ。

部屋に入るなり先日買った勝負服ーオフホワイトのバルーン袖のワンピースに黒のボレロに黒のニーハイと共に脱衣場に突っ込まれた。

「とっとと着替える!!」

ちなみに今の私の格好はチェックのシャツにジーパン。うん。あかんね。

ゴソゴソと着替えて外にでると鏡やメイクボックスをセットした美奈子が待っていた。

「あら、なかなかいいじゃない♪いいなぁあたしはそうゆう格好似合わないから、可愛い」

「うん。いつもの何万倍も可愛いよ。馬子にも衣装だね」

「……ありがとう」

オイコラ透。顔がひきつったがほめられて(?)るのだし、一応お礼を言った。

「さぁてここ座って最後の仕上げよ」