らぶ☆でり~恋を運んでおにーさん~



「えっ!?」

何言っちゃってんのよ透!!

「ナイスアイディア透!!」

「美奈子!?」

目をむいて美奈子を見る。美奈子はしれっとしてアイスコーヒーを口にした。

「まず敵を知らなきゃはじまらないしー身長180のもこみち似のイケメンなんて一回みてみたいじゃなぁい。」

うぅ。そんな妖艶に微笑まれてもぉっ。

「そうそう。ついでだし、みぃがこのみを大改造しておにーさんに見せちゃえば?おにーさんイチコロ大作戦的な?」

透ー!!お前もうしゃべるなーーー!!!!

「あらそれいいわね♪透えらいっ」

「えへへっ」

ばかっぷるがー(泣)

「「と、いうわけで次荷物くるのいつ?」」

こうなったら美奈子は梃子でも動かない。
私はガックリと背中を落とし、1週間後にオバサンが荷物を届けてくれる旨を伝えた。

こうして美奈子達によれおにーさんイチコロ大作戦は決行されることとなったのである。