「てゆうかさぁこのみはちゃんとすれば可愛いのに、ちゃんとしないのが悪いのよ」 何も聞いてない授業が終わり、いつもみんなで寄る大学ちかくのカフェで透のノートをうつす私をビシッと指差す美奈子。 「だってぇ」 「だってもくそもない!!なんもしないで可愛いくなれなんかしないだからね!!努力よ努力!!」 「うにゅぅ~」 美奈子が怖いよ~ 「はーいはーい」 何やら考えていたらしい透が手を上げた。 「はい透」 今度は透を差す美奈子。 「おれ、そのイケメン宅配便のおにーさんみてみたいですっ!!」