敦子は大きく二回頷いて、俊彦に手を振った。
「受験がんばってね!とっちゃ~~~ん!!」
俊彦は苦笑して、恥ずかしかったのでフジコとは返さなかったが
代わりに同じくらい手を振った。
敦子を好きだという気持ちを力にして
まずは目の前の壁を乗り越えてしまおう。
景も、そして蔵持七海も望んでいただろうに果たせなかった未来のために
自分が失った人々に示し、前に踏み出すための答えの1つは
そこにあるのだと思えた。
「受験がんばってね!とっちゃ~~~ん!!」
俊彦は苦笑して、恥ずかしかったのでフジコとは返さなかったが
代わりに同じくらい手を振った。
敦子を好きだという気持ちを力にして
まずは目の前の壁を乗り越えてしまおう。
景も、そして蔵持七海も望んでいただろうに果たせなかった未来のために
自分が失った人々に示し、前に踏み出すための答えの1つは
そこにあるのだと思えた。


