「雪洞花魁。」









「人が昼寝してる時に・・・桃か。」










桃 モモ。






歳十の今年入ってきた、新入り禿。







織閖の妹。








「すみませんねぇ。。。姐さんが、呼んでるもんで!!!」








「露骨に顔に出すぎだ。短気だなぁ・・・」








「雪洞姐さんに言われたくありんせん。」







雪洞の最近の日課は、桃をからかうこと。







雪洞は、ゆっくりと体を起こし、大あくびをしながら、桃についていった。