キスに恋して…3

「そんな可愛いこと言うと、学校サボってヤリたくなる」


「それはダメ!」


「わかってます」


結局ホッカイロは私のポケットの中にある


教室に入り、私はポケットの中に手を入れていた


「おはよう〜楓」


「あ、おはよう〜」


「今日も寒いね〜」


「うん」


私がホッカイロを持っているのは内緒


だって直哉のだもん


誰にも触られたくない