何気に中庭を見ていた。


「あれ?…車?」


快の車があった。


「なんでいるんだろ?」


時間は昼間だった。


こんな時間に快が病院にいるのはおかしい。


「何しに来てるんだろ?手伝いに来てるのかな?」


柚葉は前に言った事を気にしていた。


謝りたい気持ちもあった。