この時のコトを、みらいはこう語る。



「あの時のあんたって、ブランド品に身を包んでて、周りにはいい男が群がってて、ちやほやされてたよね。



凄く、華やかな世界にいるなって思ってたけど、羨ましくなかったよ。



健くんからの愛を感じない分、寂しかったんだよね。


周りの男達だって、あんたの中身なんて、見てなかった。



あんたの外見だけで寄って来てたよね。



この人、寂しいんだろうなーって、思ってた。



だから、あたしはこの頃、あまりあんたの側にいなかったでしょ??



薬でおかしくなっている、あんたの側にはいたくなかったから。」



ホントにその通りだった。