「…いや、やめとく」 「何で?」 「…全部終わってからの方がいいや。って事でオマエはオマエのままだ」 「えー!いーじーわーるー」 「気が向いたら呼んでやるよ」 「むーー」 「ハイハイ、寮に着いたから荷物取ってこい。その位いいだろ」 私はふと視線を前に戻した 数時間ぶりに見る寮には、 立ち入り禁止の黄色いテープが沢山巻かれ、 同時に、 警察の人も沢山いた