腕を伸ばせば、吸い込まれそうな青空。
満開の桜並木を見上げ、美穂と一緒に校門をくぐる。
高校の制服は、ブレザー。
中学のセーラー服も好きだったけど、ちょっと大人になった気分。
美穂とは同じクラスになれたけど、篤史とは別のクラス。
彼のクラスには知り合いがいなくて、ほとんど情報が入らない。
分かったのは、また野球部に入ったことくらい。
「希は、何やりたい?」
廊下を歩きながら、美穂が私を見る。
「そうだなー… 中学は何もしてないから、みんなが高校から始めるのが良いなぁ… 弓道部とか。」
高校に入ると、親は一気に放任になった。
塾の話も、全くなかった。
やっぱり部活がしたい。
でも文科系には目が行かない。
運動オンチのくせに、何故か運動部が気になる。
満開の桜並木を見上げ、美穂と一緒に校門をくぐる。
高校の制服は、ブレザー。
中学のセーラー服も好きだったけど、ちょっと大人になった気分。
美穂とは同じクラスになれたけど、篤史とは別のクラス。
彼のクラスには知り合いがいなくて、ほとんど情報が入らない。
分かったのは、また野球部に入ったことくらい。
「希は、何やりたい?」
廊下を歩きながら、美穂が私を見る。
「そうだなー… 中学は何もしてないから、みんなが高校から始めるのが良いなぁ… 弓道部とか。」
高校に入ると、親は一気に放任になった。
塾の話も、全くなかった。
やっぱり部活がしたい。
でも文科系には目が行かない。
運動オンチのくせに、何故か運動部が気になる。