鏡の中の彼と彼女   ~第二章~

「あの事…香織ちゃんには言ったのか?」


「まだ…」


「来週の休み話し合え。今日のこの話しもお前の気持ちも」


「ああ」


でも次の日、桂はなかなか言う勇気がなかった